Amanda

吐き溜まり。

2019年3月の短歌

40℃燃えているのは身体か恋かEBウイルス初めてのキス

 

いやというほど好意はは伝えたはずなのでチョコレートとかどうでもいいな

 

どこから湧いてでる自信なの去年はお返しくれなかったのに

 

思い出す生きていることたまにはいい生きても死んでもそこにいるから

 

私の中の僕とわたしとどうすれば自己になれるか教えてほしい

 

どうやって生活するかを考えてどうにもここはやはりむりかな

 

夜明けまであと3時間空腹を忘れるようにまどろみたいもの

 

正日と正男日成三男の名前が出てこないままおやすみ

 

一人になっても忘れなかったねきんかんの箱が廊下にある誘惑

 

頭がいっぱいになるからやめました本を読んだら口から出したい

 

トリックはめちゃくちゃすごいおもしろいわたしのなかのゴッドチャイルド

 

きっかけはただの誤タップそのままにしてみてまたね’18の秋

 

しゃっくりがりんごの風味寝てる間にレンドルミン吐いちゃわないかなあ

 

ガリロの仕舞ってるのは本の棚家出してやるこんな郷

 

この極を乗り越えてこいと言っている春は来ないぞ私が飛ぶの

 

俺たちに明日はないって言っていたジャングルに住む君から聞いた

 

「メンヘラの」枕詞に続く語を考える会夜の4時

 

ガラナって知ってるか聞いたなにそれ、にコーラのもっとおいしいやつだよ

 

さよならを言えないわたしやっぱり、と僕の血族なんだと思う

 

泣いていたただ眠いだけ本当に何もほんとにわけもないのに

 

ねえ、幸せ?そう聞く台詞があったけどなんだったかな思い出せない

 

赤色と緑とグレー艶ついて擬態しないでいる虫の叫(こえ)

 

君の中にいたわたしはもういないわたしのなかでもきみは昨日で、

 

年賀状今年は出す暇なかったそんなの思って切手を当ててる

 

アマゾンズ絵を描いてたら見損ねた明日は2話分見るぞ絶対

 

知っているわたしのきもちそのままに誰かとはなしをしている君よ

 

きちがいとメンヘラどちらが強いのか演技は負けてた狼の骸(から)

 

この本はあのひとからでこの本はえーっと名前ははんどるねえむ

 

春になるだからちょっとは大丈夫まだ目にみえぬ春の風だが

 

じわじわと。雲の隙間に光さす。腑熱くそろり春かな

 

四つ脚の時間見ている。君と見た東京タワーに少し似ている。

 

餅試しレジの会計待ちながら学生思うオーロラタウン

 

犬とねこぶたとたぬきに犬とねこぶたぶたたぬきたぬきぶたぶた

 

足元のかじかむ日なし独り寝で絡める足が欲しいものだな

 

眠剤がすぐに薬効なくなる夜。何か気にしてるからなのかも。

 

ナポリンの色はオレンジナポリタンになんか関係あるのかなあー

 

顔と場所探した歌を耳に寄せ私も一緒に歩いて探す

 

リビングのテレビの受信そのやうに君話したる姿をあくがる